現在、夜の24時まえ
夜の訪問からの帰り道、三十三間堂の近くで道端に座り込むお婆ちゃんを発見!
こんな時間に明らかにおかしい。
「どうされました?」
「京都駅にバスで行きますねん」
「四条大宮の病院に用事がありますねん」
「今、夜の12時前ですしバスも終わってますし今日はゆっくり休んで明日にしはったらどうですか?」
「そんな時間ですか、ほな、そうします」
「お住いはお近くですか?」
「この路地を入ったところです」
「歩けますか?」
「はい」
ケガはないが、下肢筋力がなくて歩けない様子
通りすがりの若いお兄ちゃんが「どうしました?」と声をかけて下さる。
「ちょっと手を貸してもらっていいかな」
「抱えてお家まで運ぶんで一緒に付いて来てもらっていいかな?」
「分かりました」
家の前に到着
「ひとりで住んではるの?」
「ええそうですわ」
「玄関開けると車椅子」
兄ちゃんに車椅子をどけてもらう
道路までお尻で這って出て来てたんやな
ベッドはあるが使ってない様子で畳の上に布団と防水シーツ。
そこに横になって頂き、
「今日はゆっくり休んでくださいね」とお声かけし、ケアプランなどが
ないか見渡すとありました。
明日の朝にヘルパーが入る様子。取り敢えず現状は落ち着いてはるし、今日は遅いしケガなどもしてなくて、緊急性もないので、ケアマネジャーさんには連絡しないでお家を後にしました。
お兄ちゃんは
「何も出来なくてごめんなさい」と言っていましたが、
「立ち止まって一緒に付いて来てもらっただけでもありがたいです」とお礼を言って、少し話しながら帰りました。
兄ちゃんホンマにありがとう。
またどこかで同じような場面に遭遇したら、声をかけてあげて下さいね。
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